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☆ちょっと待って! 釣ったお魚、食べる前に気をつけること☆

※めちゃくちゃ初心者の私ですが、釣りを始めてからの数年で学んだ注意すべき点を上げてみます。少しでも、これから釣りを始める方のお役に立てたらいいなあと思います。
※そして、ベテラン釣り師さん、板前さんなど、その道の達人の方へのお願い。 もし間違っていることがあればBBSメールで教えて頂けるとうれしいです。 よろしくお願いします!

●釣り場にはポケット魚図鑑を持って行こう!

 海にはたくさんの種類のお魚がいます。まずは釣り上げたお魚さんをよーく見てください。携帯図鑑などを釣り場に持って行って見比べて確認するといいですよ。
私達はいつも釣り用と子供用のポケット魚図鑑を持って行きます。釣り用だけだと載っていない魚が結構釣れるからです。そんな時は子供用の魚図鑑が役に立ちます。

▲釣り用のポケット版魚図鑑
●食べるために気をつけること

 フグはもちろんのこと、他にも毒があって食べられない魚や貝カニなどがいます。食中毒の他にも、刺毒魚(しどくぎょ)と言って刺されると命を落としかねない危ない魚もいます。充分注意して、わからない魚が釣れたら食べるのはあきらめましょう。

注意したいこと
 ☆食中毒の危険がある魚介類
●フグ毒(テトロドトキシン[tetrodotoxin])

 もっとも有名なのは誰もが知っているフグ毒(テトロドトキシン)だと思います。この毒、フグが作り出しているわけではなく、食物連鎖によって毒がフグの体内にたまるのではないかといわれています。ですから全てのフグがフグ毒を持っているわけではない様ですし、個体差がある様です。
 しかし素人料理は危険です。絶対やめましょう! 例えばキタマクラ、トラフグの肉は無毒ですが、ちゃんとさばいたつもりでも血や内蔵が残ったりするそうです。また、加熱調理しても毒性はなくならないのでとても危険です。やはりフグが釣れたらリリースしましょう。 また、フグ以外のお魚(動物)もこの毒を持っている場合があるので注意が必要です。

フグ以外でフグ毒を持っている主なモノ 毒の強さ 備考
魚類 ハゼ科 ツムギハゼ 皮膚に毒性 毒性は地域差が激しい
ブダイ科 アオブダイ  
ナンヨウブダイ  
チョウチョウウオ科 サザナミヤッコ ?   
ヒトデ類 モミジガイ科 トゲモミジガイ 体内に猛毒 棘には毒はないが鋭いので注意が必要
モミジガイ 体内に猛毒  
甲殻類 カブトガニ科 マルオカブトガニ  
オウギガニ科 ウモレオウギガニ 猛毒
他にサキシトキシンをもつ個体も
 
スベスベマンジュウガニ 猛毒
他にサキシトキシンをもつ個体も
中毒症状を起こし致命率が高い
頭足類 マダコ科 ヒョウモンダコ 唾液に猛毒
ひと噛みで出す毒の量
(7人分のマヒあるいは致死量)
オーストラリア(死亡例)
死亡例では2時間以内に死亡
貝類 オオニシ科 オオナルトボラ   ヒトデを専門に食べる貝
トゲモミジガイを食べて有毒化
フジツガイ科 ボウシュウボラ 猛毒? 日本で食中毒(死亡例も)
オリイレヨフバイ科 ハナムシロガイ   フグのエサ
フグの毒に関係あり?
アラレガイ 猛毒? トゲモミジガイのエサ
フグの毒に関係あり?
台湾で食中毒(死亡例も)
エゾバイ科 バイ 猛毒? 日本で食中毒(死亡例も)
●シガテラ毒(シガトキシン[ciguatoxin]、マイトトキシン[maitotoxin]など)

 もともとはカリブ海に生息するシガ[cigua]と呼ばれる巻貝で起こった食中毒のことだったそうです。その後、その巻貝だけではなく、カリブ海でとれた魚介類による食中毒をさす様になり、現在では珊瑚礁 周辺に住む魚によって起こる食中毒の総称として呼ばれている様です。

シガテラ毒事例のある主な魚 備考
アジ科 カンパチ  
ヒラマサ  
ギンガメアジ科 ギンガメアジ  
ウツボ科 ニセゴイシ  
ドクウツボ  
カマス科 オニカマス  
ハタ科 ユタカハタ  
ヒトミハタ  
アカマダラハタ  
オオアオノメアラ  
バラハタ  
イシダイ科 イシガキダイ  
フエダイ科 イトヒキフエダイ  
イッテンフエダイ  
ニセクロホシフエダイ  
バラフエダイ 中毒事例が多い
ブダイ科 ナンヨウブダイ  
ニザダイ科 ヒレナガハギ  
ニジハギ  
サザナミハギ  
アイゴ科 アイゴ  
●サポニン[saponin](ホロスリン[holothurin]、ホロトキシン[holotoxin]、スティコポシド[stichoposide]、ククマリオシド[cucumarioside]など)

 サポニンは植物界に多く、起泡性(石鹸の様に持続性の泡を生じる物質)があることから、ラテン語の石鹸を意味するsapoにちなんで付けられた名前です。ペットボトルのお茶を振ってしまうと泡立つのも、お茶の葉にサポニンが含まれるからだそうです。
 このサポニンは動物界では、ヒトデとナマコにしかみられないそうです。しかも、ほとんどの種がサポニンを含んでいます。
●主な事例
 ・オーストラリア産ナマコを食べて数人が死亡。
 ・ポリネシア産ナマコの体液が皮膚などにかかり炎症。

ナマコを食べる時の注意?
 食べられる種類のクロナマコ(黒い色のマナマコ)に似たニセクロナマコというのがいるそうです。ナマコの仲間には、いじめるとキュビエ氏管と言う内蔵の一部でねばねばした素麺のようなものを肛門から出すものがいます。ニセクロナマコはこのキュビエ氏管を出しますが、クロナマコは出しません(ないんだったかな?)。これで見分けられます。このニセクロナマコのキュビエ氏管にはがあって、本によって「魚にとっては毒性が強いが、人間が食べても大丈夫」と書いてあるものと、「大量 に生食すると中毒の心配がある」と書いてあるものがあって本当のところはどっちなのかわかりません。だから一応黒いナマコの時は突いてみてニセクロナマコじゃないことを確かめてください。
 また、これについては、魚図鑑のページを作ろうと思っているので引き続き調べてみたいと思っています。

●麻痺性貝毒(サキシトキシン[saxitoxin]など)

 熱帯海域から温帯海域に生息するプランクトンが作りだし、それを食べた二枚貝、さらにそれを食べたカニなども有毒化します。
 麻痺性貝毒はサキシトキシンなどで、フグ毒とほぼ同じ働きをする強力な神経毒で、致命率が高いのが特徴です。この毒も、フグ毒と同じで、加熱調理しても毒性はなくならないのと、特効薬はないそうです。
 また、カニは麻痺性貝毒と共にフグ毒や他の毒ももっているものもいるので特に注意が必要です。

危険なカニ 麻痺性
貝毒
フグ毒 備考
クマガニ科 ノコギリガニ     
ワタリガニ科 ベニツケガニの一種    
オウギガニ科 ウモレオウギガニ カニで麻痺性貝毒が発見された最初の例
ヒロハオウギガニ  
スベスベマンジュウガニ  
ツブマンジュウガニモドキ  
イワガニ科 トゲアシガニ    

※珊瑚礁域に住むカニ類はガザミ以外は食べない方が安全みたいです。

●血液に毒がある魚

 血液に毒があるので生食は避けた方がいいお魚もいます。 また、ウナギ、アナゴなどは加熱して食べれば大丈夫ですが、血液が目や口、あるいは傷口に入るとさまさまな症状が起こる危険性がありますので、さばく際には注意が必要です。

血液に毒性があるお魚 備考 注意
サバ科 マルソウダ 血液に微毒。 生食すると中毒する危険あり
ウナギ科 ウナギ 体表粘液と血液に毒。 さばく時の注意点
・目や口に入ると粘膜が炎症
・手などに傷があると化膿
アナゴ科 マアナゴ 血液に毒。
 ☆ヒレ、歯、エラに注意!

 釣り場でも、調理する時でも、ヒレ、歯、エラなどが鋭い魚には注意が必要です。

●刺毒魚(しどくぎょ)

 背ビレや胸ビレなどに毒腺のある鋭い刺棘を持つ魚のことを刺毒魚といいます。刺毒魚の数は世界で約200種類、日本では約150種類だそうです。
 うっかり触って刺されると、血圧降下、呼吸障害などに陥り、死亡例もあるので注意が必要です。
 もし釣れてしまったらメゴチばさみなどを使って外すか、仕掛けを切ってリリースしましょう。足で踏んで外そうとして靴を貫通 して刺された例もあるそうです。
 また、刺毒魚の特徴として、魚が死んでも毒は消えないので、釣れてしまった場合、堤防などに放置しないでください。知らない人や子供などが触ると大変危険です。夜釣などで釣れるゴンズイなども充分注意してください。
 あと、お魚ではありませんが同じ様に毒のトゲを持ったウミケムシというのもいます。

主な刺毒魚 刺棘の場所 症状 備考
アカエイ科 アカエイ 尾部の中程(1本) 激痛、血圧降下、下痢、発汗 死亡例あり 
ゴンズイ科 ゴンズイ 第1背ヒレ(1本)
胸ビレ(1本)
疼痛、やけどに似た痛み、マヒ 傷の周辺が壊死した例あり
ハオコゼ科 ハオコゼ 背ビレ(14本) 疼痛 赤く晴れ発熱することも
ウミケムシ科 ウミケムシ 剛毛(たくさん) ピリピリした痛み、炎症 刺されたらこすらずセロハンテープなどを当てて取り消毒する

▲アカエイ ▲ゴンズイ ▲ハオコゼ

▲ウミケムシ
●歯やエラが鋭い魚

 歯が鋭く、咬まれると危険なお魚や、エラがするどいので気を付けた方がいいお魚もいます。

噛まれると危険なお魚 備考
アナゴ科 マアナゴ 歯が鋭いので危険
ウミヘビ科 ダイナンウミヘビ 歯が鋭いので危険
イソギンポ科 ニジギンポ 牙の様な歯があるので危険
タチウオ科 タチウオ 歯が鋭いので危険
ムツ科 ムツ 歯が鋭いので危険
マダコ科 マダコ やや強い咬毒があり、ずきずきと焼ける様な痛みが続く
ミズダコ 巨体なので咬まれるとひどい傷をおう
ヒョウモンダコ 唾液に猛毒があるので咬まれると呼吸がマヒして死亡することもある
エラが危険なお魚 備考
スズキ科 スズキ エラがカミソリの様に鋭いので注意!
 ☆寄生虫に注意!

 お魚に付く寄生虫はいろいろありますが、有名なのでは『アニサキス』という寄生虫があります。
 『アニサキス』は、マサバやゴマサバ、イワシ、イカ類などの内蔵や筋肉に寄生します。幼虫は2〜3cmで、新鮮なお魚の場合は内蔵に寄生していることが多いので簡単に見つけることができるそうです。(幸運なことに私達はまだお目にかかったことがありません)
 調理前に内蔵などを良くチェックすることで感染を予防できますが、見逃して生食してしまうと感染してしまいます。
 幼虫が胃や腸に侵入すると、2〜3時間で激しい腹痛、嘔吐などの症状が現われますが、人間は本来の宿主ではないので成長できず、たいていは1週間くらいで死滅するそうです。しかし、まれに成長し続け、胃壁などを破り腹膜炎を起こして重症になることも…。(恐ろし〜)
 このアニサキス、お魚が死ぬと内蔵から筋肉に移動するそうです。だから釣り上げたお魚は、生で食べるお刺身やたたきにする場合、なるべく早く内蔵を取り出した方が安全だと思います。

●おいしく食べる為に

 私達が実行していることです。

  • 釣れたらなるべく早くエラと内蔵を取ります。(内蔵はお刺身の場合)
  • バケツにきれいな海水をくみ、そこに数分間漬けて血抜きをします。 (漬け過ぎると鮮度が落ちるので注意!)500mlのペットボトルに水を入れて凍らせたものを数本持って行きこのバケツの中に入れたりもします。(特にアジやイワシなどの場合)
  • 血抜きした魚をビニール袋に入れて氷(うちの場合2リットルのペットボトルにお水を入れて凍らせたもの)の入ったクーラーボックスに入れます。(ビニール袋に入りきらない大物は新聞紙で包んでクーラーボックスへ)
  • 家に帰ったらウロコを取り真水で洗ってから調理します。

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