『夏休みは伊豆、三浦、千葉方面は道路が渋滞で大変かも』という理由と、最近お気に入りなので鹿島に決定。5時半起床、7時出発。 コンビニでごはん、釣具屋さんで青いソメと今回始めて見る砂イソメ(カッコして『キスのエサ』って書いてあった。赤くて七色に光ってる感じのイソメ)、ハリ、仕掛けなどを購入。 現場に到着してみると管理事務所が霧の中→ AM.09:45 これはもしかすると、この間の風の強い時の様に、閉園しているかも? と思いながら入り口まで行ってみる。 するとやっぱり「本日濃霧のため〜」と貼り紙が。仕方ないね。と私は思ったけど夫が「ちょっと覗いてみるね」っと堤防を覗きに。そうしたら走って帰ってきて「すごく沢山釣りやってる人がいるよ。波があるわけじゃないから大丈夫だよ。やろう」と。 入ってみると本当に開園している時より沢山いるんじゃないか? と思うくらい沢山の釣り人さん達が!
園内は霧霧霧。霧の中に浮かんだ堤防で釣りしているみたいな感覚。 風もなく潮は澄んでいる。 しかし、この釣り場、偶然なのか? 地形的に天候が変化しやすいのか? いつ来ても違う天候で、かなりびっくりです。 釣り座はどこも混雑していてすごい。もしかして霧の日は釣れるの? 前回カレイやヒラメなど大物が釣れていたので先端かな? と思ったけど、先端付近はやっぱり常連さんらしきおじさん達が。 そのちょっと手前の場所で10時くらいに釣りスタート。 船がぶつからない様に激しく汽笛を鳴らしながら通り過ぎて行く中、タックルを準備。 すると先端付近のおじさんがカレイをゲット。私は気付かなかったんだけど夫が見たらしい。どのくらいのサイズだったの? 夫:カレイは30cm級です。 もしかしてひらめ? 竿を出しておいて、「ごはんを食べましょう」と出してみるとお蕎麦があるのにお箸が入ってない。。。がーん!!「コンビニ店員さんのびゃかびゃか」(泣) 仕方なく他に買ってきたおいなりさんやおにぎりを。 まずは夫の投げ竿に20cmのメゴチが! これはいいサイズだねー。こんなのがばんばん釣れるとうれしいなあ。期待しながら私もメゴチを狙ってキス仕掛けで砂イソメを付けてちょい投げ。 しかし、釣れにゃい。 夫は順調にメゴチを追加。 しかし、キスも釣れないねー。澄み潮の時はキスがいいらしいけど、波がないからかなあ? 朝早くや夕方じゃないから? それとも、やっぱりサーフじゃないとダメなのかな? まあ、メゴチでも釣れれば美味しいし、いいのですが、それすら私は釣れない。何がいけないの? ぶー。 しばらくするとちょっと霧が晴れてきて、沖堤防も見える状態に。 ここで事務所から 「これから開園しますので徴収に伺います」とマイクでアナウンス。ふたり分400円お支払いを済ませる。
先端にいた常連のおじさん達は霧が晴れたら「また霧が出た時に釣りに来よう」といいながら帰ってゆかれました。私達が来る前に大物が釣れたのかな? 常連さんが帰ってしまったので先端に移動。 しかし、この後30分くらいしてまた霧が。 こんなに霧が続くのも珍しいんじゃないだろうか? 私「釣れないよ〜ん」と悲しくなりながら夫の方を見ると、なにやら釣れたみたい。 私「なになに?」 と聞くと 夫「シャコ釣れた。持って帰るの?」 私「持って帰る」即答。だってインターネットで釣れたシャコをゆがいて食べるとビールのつまみにあうー。さいこー。美味しいー。って書いてある意見をいくつか見たもん。キスみたいに『スーパーとかで買うとぱさぱさなのに釣れたのは違う魚みたい』なのと同じでシャコも激ウマなんだよ、きっと。 またまた夫にメゴチが! 20cmとまた大きい。 先端でチョイ投げしたらすぐに竿に反応が! ちょっと待つとびんびんいってる。きた!とリールを巻くとなんか重い。初めは重いだけだったのでカレイ? お魚が掛かったまま根掛かり? と思う。夫が「タモいるの?」って聞くから「うーん? わかんない」って答えながら巻く。水面 近くなったところで右に左に、ん? アイナメ? 違う! 目を凝らして見ると、20cmくらいのカワハギくんでした! 「それくらいのサイズ抜き上げてよ」と夫に言われながら上げようとすると水面 から上がったと同時にぽちゃん! ふたり「あっ!!」 始めてのカワハギだったのに。しかもまあまあサイズだったのに。釣りの雑誌やいろいろな方の釣行記で美味しいと噂のカワハギくんなのに!!!!! 今日は特に釣れていない私なので、ショックが大きい。 霧が濃くて、竿→や髪の毛、まつげなどに水滴付きまくり。PM.2:28 しばらく放心状態。気を取り直して、ウキ釣りでアジを狙ってみることに。コマセをまいて青イソメを付けたアジバリを3mくらいの棚に落としてみる。 しばらくすると微妙なあたりが。上げてみるとハリごとやられている。フグかなあ。と何度かハリを変えては入れ。3度目くらいにびんびんあたりが! きたか? 今度はバレないようにと素早く抜き上げたとたんハリスを切って堤防にボトンと落ちました。 ←キタマクラでした。 身に毒はないけれど、皮に猛毒があり、食べると文字通り北枕になっちゃうよという意味からこの名前が付いたらしい。それにしても、すごい極彩 色。見てるときれいなんだけどね。もちろんリリースいたしました。 PM.2:47
この後、夫がメゴチをゲット。 私じゃ投げが足りないのかもと、夫に投げてもらったら私の竿にもメゴチが! やっぱりか。 その後、私はエサ付けに専念。 すると夫の竿にあたりが。すぐに上げてみると何も付いてない。食い逃げか? しばらくすると同じ竿にまたあたりが。 私「上げてみていい?」夫「いいよ」 って上げてみるとなんか軽いけどなんか付いてる感じ。ん? ちびカレイ? さっきカワハギをばらしているので今度は『おりゃー!』と気合いを入れて抜き上げ。 PM.5:59 後ろで釣りしていた小学生に「なに釣れたの?」って聞かれたので「カレイだよ」って答えて良く見ると、ん? 口と色がなんか違うよ。私「ヒラメじゃない?」 良〜く見たらヒラメでした。しかも背中に黒い星が。 さっそく図鑑を出して調べるふたり。 残念なことに普通のヒラメではなく、ガンゾウビラメというヒラメでした。大きくなっても30cm程にしかならない種類らしいです。図鑑には干物にして食べると書いてある。なんでも食べてみたい私と、リリースしたい夫で意見が分かれて、しばし話し合い。「ペラペラだから干物にしても食べるところがほとんどないよ」という夫の意見に同意してリリースに決定。 その後は夫がメゴチを追加するも、他のお魚は釣れないまま7時に。 そろそろ帰る? って言ってたら再び常連さんらしきおじさん達が竿の準備を。 暗くなりはじめたその時! 後ろで竿を出していたおじさんにアジがヒット!! 私、夫に小声で「アジだよ」しばらく見ていると次々に釣れはじめる常連のおじさん達。 するとこっち側の隣で釣っていた人にもアジが! ダメかもしれないけどサビキしてみる? と一本だけサビキに青イソメを付けて入れてみる。 と、しばらくして底の方であたりが。上げてみると中アジ(16.5cmって中?) が! おおおーーー!! ちょっと小さいけど、念願のアジだよ。再び投入。しかし、ここで仕掛けがからんでしまう。なんとかほどいて、再び投入。しかしさすがに常連のおじさん達がやってる側の方が明らかに釣れている。それはわかっているのだが場所がないのでこちら側で続ける。 さっきと同じ様なサイズをもう1尾追加。 もう1〜2尾釣ったら帰りますか? と言ってたけどなかなか釣れないので、8時過ぎに納竿といたしました。ずっと釣りたいと思っていたアジだったので、小さくても2尾でも、とにかくアジが釣れてうれしかったです!! 帰りはラジオで聞いたら東名や関越が軒並み渋滞している様でしたが、東関道はすいてました。しかし、浦安あたりから渋滞が。雷も雨もすごかったし、眠くて大変でした。首都高ももちろん混んでいて途中降りて下の道へ。降りて正解。
今日はどこも寄らずに家に着いたのが10時でした。 さてさて、お料理は… ・シャコ(って触覚は入れないで計るのかな? 14cm?) は塩を入れたお湯で2〜3分茹でて両脇に包丁を入れて殻を剥く。 ・メゴチ(12cm〜20cm)は20cmの1尾をお刺身に。残りは後日天婦羅で。 ・アジ(16.5cm)は小さかったけど1尾を無理矢理お刺身に。1尾は翌日開きにして干物に。
シャコは噂通り、甘くてうま〜。なんで同じものなのに、お寿司とかで食べると(といってもあんまり好きじゃないのでほとんど食べたことなかったんだけど)あんなにぱさぱさで味がない感じのものになっちゃうんだろう? 不思議。鮮度の差が出やすい素材なのかな? それともすごく高いお店のは美味しいの? メゴチは今回初めてお刺身にしてみました。淡白でいてコクもあってコリッとしている。うーん? 美味しいけど私はやっぱり天婦羅の方が好きかな? アジ!! 文句なし!! うまいさー。そりゃ、間違いなく。 だって、つい4時間前まで泳いでたんだもん。 私はなかなか釣れなかったり、カワハギくんを逃がしたり、堤防キングにもなれなかったけど、いろいろなお初なお魚に会えたので大満足の1日でした。 夫:今日の一句「帰りぎわ、サビキ竿だし、鯵二匹」