土曜日が急にお休みになったので、急遽１泊で釣りに行くことに。
折しも、台風が接近中とのことで、さてさて、どこに行きましょう?と散々悩む。太平洋側は静岡からホームグラウンド（?）のいわきまで曇り程度だった予報が刻一刻と雨１００％へと、悪くなる一方。インターネットのお天気情報を睨んでいろいろ検討した結果 、土曜の朝に「もう日本海側へ行くしかないよ」ということに。
遠くてちょっと大変かもしれないけど、前から行ってみたかった新潟に決定!

夫：しかも、渋滞とは逆方向になるので、意外に楽なのではということもありました。

いろいろ検討していたので出発はかなり遅めの１１時になってしまいました。

関越の出口は８kmくらいの渋滞中?　下りはすいすい。
乗ってすぐにSAでお昼ごはんを。１２時だったのでちょっと混んでいました。
私、味噌らーめん。夫、カレーにとろろ蕎麦。うーん、お味は私のはちょっと薄くて今ひとつでした。

夫：ここのSAに寄ったのには訳ありでした。１０年に渡りスタンプを集めている高速道路スタンプラリーが関越に関してはうまるからなのです。日本全国のスタンプ完走までには、もうちょっと（嘘）。

途中、利根川かな?　たぶん鮎釣りだよね?　水に浸かって釣りしている人が結構沢山いらっしゃいました。

その後も順調に車を走らせるが、関越トンネルを抜けた辺りで、なんだか前方が真っ白くなっていて「霧?」と思いつつ進むと、いきなり集中豪雨。５kmくらいだったかな?　慎重に進んでそろそろ抜けるかな?と思った辺り、反対車線で３台くらいの玉 突き事故。雨は恐いね。

夫：反対車線のガードレールにまでめり込んでいました。しかも事故直後ってかんじ。関越のこのへんはのぼり下りが結構あるからなー。

そこを抜けたら、後はずっと曇り空でした。
湯沢の辺りでは、確認できただけでも２箇所で、渓流釣り大会?　それともただ単に釣り園なのかな?　とにかく賑わってました。ニジマス?　ヤマメ?　とか釣れるのかな?

３時半くらいに新潟に到着。
新潟亀田インターで高速を降りたら、目の前にジョイフル本田にそっくりなスーパーが。看板は『スーパー センタームサシ』ってなってる。でも、よーく見たらJOYFUL-2の文字が。ジョイフル好きな私達、それと先週カートのゴムでできている止めバンドをなくしてしまったので寄ってみることに。
中は本当にジョイフルそのもの。ひたちなかにいるんじゃないかと錯覚するほどの店内。いつもは干しイモアミや、大きな製麺箱や、ネギ植える時の穴開け機や、そんな土地の農作物が量 り知れるコーナーを見て回るのが好きなんだけど、今日は時間もないので隅々まで見られません。新潟だと、やっぱりお米に関する見たことない農作機とかがあるのかな?　見られなくてちょっと残念。ちゃっちゃと見て、ゴムバンドと懐中電灯を買って、いざ新潟港へ。

今回、本当に出発が急だったので釣り場の研究があまり出来なくて行き当たりばったり。地図を見ながら新潟西港近くまで来たのはいいが、どこから堤防へ入っていっていいのかわからず、ちょっとぐるぐる。つりエサ屋さんを発見したのでとりあえず、エサと仕掛けを買う為に立ち寄りました。なんかエサが安い?　アオイソメ１パック３００〜４００円。いつも通 り絞り出し袋に入ったサビキ君も購入。

お店を出て、「さて、どっちに行けば?」 と悩んでいたら同じお店にいた２組の釣り人さん達がお買い物を終えて出ていらっさいました。２組みとも同じ方向へ向かう様子。夫に「あの車を追って」と名探偵になりきって告げる私。付いて行くと一台は自宅らしき駐車場へ（この釣り人さん達は明日だったか）。「もう一台も明日だったらどうしよう」と不安がりながら追跡するとどうやらフェリー乗り場という看板のある方へ。まさか、佐渡島渡船?　どきどきどき。

着いたところは広々堤防でした。ほっ。しかも皆さん、なにやらサビキで釣りしていらっさる。アジ?　アジだとうれしいなあ。と思いつつ、ここで竿を出すことに。
あ、緑のバンの釣り人さん、後を付けたりしてごめんなさい。おかげで助かりました。ありがとうございます。

竿の準備中、ちょっと離れた隣のおじさんが豆アジを順調に上げていらっさる。おおー。早く準備せねばー。４時過ぎにスタート。
潮は河口だからか?　かなり濁ってました。風はそんなに強くない。

しばらくすると、私の竿にも豆アジが!
ちっちゃーい!　7cmそこそこ。
底の方で釣れたのでまた同じ辺りに入れてみるが後が続かない。

佐渡に行く高速船（船が水面より上に浮いている、すごいお船でした）が行き交う中、サビキをする私。
夫はキス仕掛け、アオイソメでちょい投げ。

夫：ジェットフォイルです。北海道（小樽）行きのフェリーも出航していました。

しばらーくして、また豆アジが１尾。うーん?　豆アジとは言え回遊魚なんだから群れてるんだよねえ?　なんか群れじゃないのかなあ?と思わせる釣れないぶり。

夫の竿に微妙なあたり。上げてみたらぷくぷくのハゼくんでした。18cmと結構いいサイズ。

そんな中、隣のおじさんが手のひらサイズのアジを１尾上げていました。うらやましい。
でも後が続かない様子。

途中から夫もサビキ参加。
悔しいことに私より大きな、といっても8cmの豆アジを１尾追加。

この後、同じサイズのハゼを追加。
チョイ投げの竿には何度かいいあたりがあるものの、エサだけ取られて、食い逃げ状態。なんだったんだろうね?

PM.6:01

夕日が沈んで暗くなるとあたりもなくなり、周りの釣り人さん達は、車から電源を取って水面 を照光機で照らしながらの釣り。あまり釣れていない様でしたが、それでも時折豆アジが釣れている様でした。
ウチは照光機もないし、さっぱりあたりもないので、７時半くらいに納竿することに。

今日のお宿はドーミーインというビジネスホテル。
部屋にはミニキッチン。サウナや打たせ湯がある大浴場もあって、ビジネスホテルとは思えない感じ。女性にはボディスポンジやリンス、化粧水、綿棒などが入ったセットのサービス。ワッフル生地でできた洗い立てスリッパや、大浴場へ行く為の普通 のスリッパも付いていて、部屋の入り口で靴を脱ぐタイプのお部屋もいい感じ。クーラーの効きも良かったですね。

夫：リーズナブルさに感動しました。

お夕飯は、新潟駅近くをいろいろ探索。
後、明日行く釣り場が決まっていないので、本屋さんで『新潟近辺の釣り場情報誌』を買おうと思ったが、駅の本屋さんは８時までとのことで、終ったところ。残念。
ヘギ蕎麦屋さんにも引かれたけどお蕎麦メインって感じでちょっと違うかな?　ノドグロ料理屋さんもいいけど、ちょっと狭くて常連さん風な人がいっぱいで入り難いし。そんなこんなで、ちょっと捜しまわった後、『壱勢』というお店に決定。
ノドグロのお刺身か煮付けを頼もうと思ったけど、どちらも山。残念。
黒バイ貝、栃尾揚げ、ひじきサラダ、激辛味噌きゅう、イカワタ陶板焼き、佐渡もずく、おつけもの、海女手むすびなど。お酒は東京じゃなかなか飲めない『鶴の友』と『影虎くら生』。おいしー!!

夫：居酒屋マニアでもあるのです。いつもスカパーの日本全国居酒屋紀行はチェック!

ホテルに帰る途中でコンビニへ。なんと『釣りマップ新潟』（１５００円）という本を発見。コンビニに釣りの本があるなんて、ちょっとびっくり。購入。ホテルに帰ってから見たら、本当にマップがメインの本でした。でも、それぞれのページに釣期表（何月にどんな魚が釣れるか）と釣具屋さん情報が載っていたのでそれを見て、明日行く場所を決めました。
東京に帰るのに少しでも近くて、アジの釣れそうな場所、柏崎港に決定!
わくわくしながら、就寝。