新潟の疲れも取れて、またまたやって来ました日曜日。
今回もアジが食べたいふたり（私だけか?）なので、鹿島へ。
夕マズメ狙いなのでゆっくり出発。

と、荷物を運んで、車のドアを開けたらば、「うっ、臭い!!」
なんと、先週、アミエビの入っていた空袋が入った燃えないゴミを捨て忘れていました。
エビセン風の香り漂う車内、窓全開での出発となりました。うっうっうっ(T_T)

高速は今日もすいすいでラクチン。
今日は遅い出発だったので、鹿島に着いてからスーパーでお弁当を購入。
冷やし中華、から揚げ、おいなりさん、おこわなど。
エビ臭を消すために、消臭スプレーもついでに購入。さっそく、シューシュー。結構効くねー。

夫：消臭スプレー・パワーはすごいね。でも、少したつとじわじわとエビセン臭が復活してくる。かなしい。
鹿島近辺は釣り具屋さん天国。２軒ハシゴしてしまいました。結構値段に差があり、がく然。

釣具屋さんでエサ＆仕掛けを購入。
今日は日中カワハギ狙いの私。
一番下にイカリ型の大きなハリが付いた仕掛けは釣り安そうだけど、なんだかカワハギくんをだまし討ちって感じで気が引ける。胴付き仕掛けは、カワハギ専用ハリが２本で、赤ナスオモリ５号付き。
10分程悩んで、胴付き仕掛け（１号と２号があったけど、私はハリが小さいのが好きなので１号）とピンクのくるくるぴかぴかする集魚器を購入。
夫は雑誌で読んだサーフトローリングを夕マズメにやってみる予定。
弓角４cm（白、ピンク、青、クリアーなどのセット）とスキップバニーを購入。

さて、釣具屋さんでもらったマップを見ながらいざ、中央公共埠頭へ。
なんと、着いてみたらば、車横付けできる釣り場だからか?　大人気。
釣り座がないないない。と、思ってぐるっと見て回ったら、一番人気があるだろうと思っていた角がぽっかりあいている。たった今常連さんが帰ったところなのか?

ここで顔を見合わせるふたり。私は心の中で「夕マズメに常連さんが来て緊張しながら釣りするのはやだなあ」夫もそんなことを考えている様子。
しかし、これから他の釣り場を決めて移動も面倒なので、結局ここではじめることにしました。

まずはキス仕掛けを投げ込んでおいて、お昼ごはん。

足下狙いの夫のブラクリにピクピクっとあたりが!
合わせてみるが、ハリが大きいのか釣れてこない。エサは取られている。
活性はいいみたい。と期待。

私はカワハギ釣りからスタート。
堤防のキワ、底まで仕掛けを落としてじっと待つとあたりが。
エサを取られて付けてを３回くらいくり返した後、すごい手ごたえ。
ごんごん、ごんごん、といった感じの強い引き。私はクロダイでも掛かったのかと思いながら夫を呼ぶ。（クロダイの引きを知らないんですけどね）
水面に現れたのは、この前逃したよりも大きい３０cmオーバー（夫によると３５cmはあったとのこと）のカワハギくん!!
どきどきしながら、水面から上げようとした次ぎの瞬間!!　「あーーー!!」
でかカワハギくんはバシャっと暴れて…。またしても逃げられてしまいました。
いわきで、でかカレイを逃がした時のいやな感覚がよみがえりました。
なんで大きなお魚くん達はばれた時にゆっくり反転して海に帰って行くのかな?（泣）
でかカレイくん同様、でかカワハギくんも一瞬「ニヤリ!」とした表情だった気がします。
夫の叱咤、叱咤、叱咤。激励も入れてくりよーと思いつつ、気を取り直して、再びカワハギ狙い。

なんか悔しさを僕にぶつける妻。いつものことよのう。活性はいいみたいですね、夕方までは。でかカワハギ君の時に近くで釣りをしていた家族が、「すごーい大物だー、お父さん助けてー」って大騒ぎしていたので、実はでかカワハギ君のほうより、そっちが気になっているウチにバレタのでした。
で、ぐんぐん竿をしならせてたお父さんの上げたのはヒトデでした。げ、こっちの方が大物掛かってたんじゃん。ぐぞー。

しばらくして、掛かったのは13cmくらいのちびカワハギくんでした。
さっきのでかカワハギくんを見た後だから思わず、「ちっちゃーい」と声がもれる。
でも、とりあえず生まれてはじめて釣ったカワハギくんです。→

「こんにちは。また大きくなったら会いましょう〜」と海に帰す私。

その後も、あたりは続き、エサを取られる取られる。

エサ取り名人との闘いは続き…

何回かに一回は釣り上げ、夕マズメまでに４尾程追加するものの、サイズはすべて13cm〜15cm程度。
すべてリリースサイズ。最後に釣れたちびくんはあたりと同時に合わせたのに、ハリを飲んでいてリリースできませんでした。このコだけ連れて帰ることに。
途中、このカワハギ釣りの仕掛けを試しにちょい投げして、しゃくってはリールを巻きをくり返してみたら、あたりが。上げてみるとカワハギではなく、メゴチ（13cm）でした。底を引きずっていたってことかな?　それともメゴチも飛びついたりするのかな?

その間、キス仕掛けで狙っていた夫には、17cmのメゴチが１尾。
夫の心は夕マズメのアジ＆青物狙いなので、椅子を出してのんびりムード。新聞を読んだり、お昼寝したり。
隣に来たおじさんはアナゴを短冊切り身で順調に上げてらっさいました。見たかぎりでは40cmくらいのを5〜６尾。おじさんは「まだまだ小さいなー」と不満気な様子。

夕マズメに入り気合いの入るふたり。だが…

反対隣にいたおじさんに帰る時間を聞かれる。
どうやらおじさんは私達の側で釣りたいらしい。
うううー。困った。
仕方なく、夫が「場所変わりますか?」と言うと、おじさん返事もなく場所移動。
うーん。それはないんじゃないの?　おじさん。

ちょっとやな気分のまま、
私はアジの準備と、夫はSトロの準備。

結局、おじさんは常連のくせに場所も変わってあげたのに一尾も釣れなかった様でした。ぱちぱち。

ナブラは見えないけど、とりあえず、投げては引きをくり返してみる夫。
しばらくやってみましたが、釣れませんでした。
隣でやってた小学生にもヒットはなく、今日は青物は不在だった様です。

暗くなりかけた頃、隣のお母さんに、大きなアジが!! 20cmはあったよね?
しばらくして、ふたりにも、同時にアジヒット。
しかし、お母さんには負けたー。 15cmと18.5cm。前回よりサイズアップしたものの、後が続かず。
３人以外の周りの人は全く釣れていない様子。
あきらめて、８時くらいに納竿としました。

帰りの道は何ケ所かで小さな渋滞。事故見物や、料金所など。夏休み最後の日曜日だからか、やたらと『わ』ナンバーが多かった様な気がします。
お家には１１時くらいに到着。

さて、楽しいお食事は。
『アジ』
お刺身となめろう（シソ、ミョウガ、しょうがを刻んだものと、味噌で叩いたもの）
骨は翌日骨せんべいに。
『カワハギ』
キモはお酒と水半々のもので洗った後、熱湯に10秒くぐらせて、氷水で冷やし、お刺身と一緒に頂きました。絶妙ーーー。おいしーーー。
こんなことなら、ちびくんもみんな連れて帰って来るんだった。
『メゴチ』
毎度おなじみ天婦羅で。

今日も釣りは楽しかった。
でも、人気がある釣り座でちょっとやな気分に。ちょっぴり、残念な釣行となりました。
あの、でかカワハギが釣れていれば、いやな思いも一気に吹き飛ばせ、堤防キングにもなれたのになあ。
くやしさ倍増。このモヤモヤは、次回、解消したいもんです。

カワハギも１５cm級を３尾も上げてるんだから、カワハギ釣りはお上手ですね。 しかしアジの爆釣はいつのことやら。