今日こそ! 自作仕掛けでカレイ釣るぞー! と気合いを入れて7時起床。8時出発。途中、トビヌケ平店でエサを購入。吉野屋さんの特朝定食(大盛)を食べて、中之作港へ。ここは小名浜港からマリンタワーを挟んで、隣に位 置する港です。 左にある堤防の付根に切れ目があり(沖堤防ってことかな?)そこから入って来る潮流のため港内も潮通 しが良いとのこと。アジなんかもまだ釣れるのかなあ? ちょっぴり期待。 朝から何度も何度も繰り返し天気予報を聞きまくりました。地元FM局は朝はそれこそ5分おきではないか?と思う程天気予報を流してくれます。それによると浜通 り地区の雨の心配はなし。中通り地区にはにわか雪もある不安定な天気とのこと。にわか雪かー、と思っていたのですが…。 釣り場に到着すると素晴らしい快晴。海岸もキレイに整備されていてちょっと湘南のようなところ。
外防波堤 快晴。でも、やっぱり寒いねー。 まずは、外防波堤を探索。と、思って堤防の付根に行ってみると木とロープのハシゴの横には、使い古しの金庫(?)とロッカーが!→ これはどう見ても階段として使う為に置かれているんだよね? 釣り人さんが置いたのかなあ? なんか面白い光景でした。
外側は三角の大きなテトラが。ここはもちろん私達向きじゃないね。 でも釣れそー。天候の良い時でも、フローティングベストと磯靴(?)は必須ですね。 おじさんが、テトラの間がら、大きなドンコを釣り上げていらっしゃるのを目撃。 港内側は水面までの距離が結構あります。私は恐くて、ちょっとダメかも。あとは電線があるので投げ釣りするには気を付けないと。と、いうことで、港内で釣りをすることにしました。港内なら車横付けできますし。
寒いけど、のんびり? 外防波堤近くの港内に釣り座を確保。 釣り座には大きなシャコとショウジンガニ、ぐしゃぐしゃにされた仕掛けと一緒にひからびた ちびアナゴくんが。シャコはまだ新鮮そう。すごーく美味しいのにー。捨てて行くなんてもったいないなあ。 ぽつぽつと釣り人さんがいるものの、お隣さんとは結構離れているので、オマツリの心配もなく、すごくのんびりできそう。9時半スタート。 もちろん今日も投げはカレイ狙い。 同じ港内の方達は皆さんカレイ狙いなのか、投げ釣り。 そして、私は今日も何を狙うか迷う〜。 とりあえず、昨日と同じ様にカワハギ仕掛けで探ってみるが、根はなし。水深は5mくらいかなあ? アタリも全くなし。 夫は投げ込んだ後、「外防波堤の写 真を撮りに行ってくる」と出かけて行き、私はひとりで釣り釣り。すると、港内をぐるりと回りながら探り歩いていらっしゃるタコ狙いのおじさんに、「サビキなら反対側の角がいいよ」と教えて頂きました。うーん。どうしよう。移動するのは面 倒だし。 夫が帰ってきたので「ちょっと見に行ってみるね」と、カワハギ仕掛けを持って角へ偵察。 おおー。うようよ、いるいる。これは…、ボラかなあ? その下にいるのはなんだろう? 結構大きなお魚。アジじゃないし。で、カワハギ仕掛けを入れてみたけど、反応なし。しまった、サビキにチェンジしてくれば良かった。でも、ここはあんまり水がキレイじゃないなあ。ということで元の釣り座に戻りました。 ボラの群れに下の方にいる大きいのはスズキとかクロダイとかかなー?かなり大きかった。養殖場の様に魚がいたけど、排水溝の所なので正直ゴミっぽい感じになってしまっているので、やめました。 投げ竿にアタリはなく、たまに上げてみると、10cm程のサビハゼ(?)→ か、フグが付いてくる。カレイは? どこ? 日なたにいるとあたたかい。ひっかるものは何もなし。根魚もいないね。 狙いは? 外防波堤はウキ釣りの方がほとんど。港内は投げ釣りと、タコ釣りのおじさんがいっぱい。そんなにタコが釣れるのかなあ? 夫は恒例の、偵察に。 すると、帰って来た夫「タコ釣りのおじさんが2杯タコを上げてたよ」 私は、『にやり』となりながら、おもむろにカバンの中を探る。あった。あった。 さっきまでカワハギ仕掛けを付けていた竿から仕掛けを外し、そこにイイダコテンヤを付けてヘチへ投入。 根はないから根掛かりの心配もないし。テンヤを浮かせちゃダメなんだよね? 遠くにいる、タコを2杯釣ったおじさんの竿の動きを見ながら、真似して動かしてみる。こうかな? しかし、おじさんのテンヤはすごーく大きくて、カニが付いてるんだよねー。イイダコテンヤじゃ、やっぱりダメかなあ。夫が「このカニ付ける?」と釣り座に落ちていたカニを指差したけど、白い陶器に白とピンクのタコベイト(?びらびらしてるやつ)が付いてるからカニはしばれないし…。 そんなこと言いながら、置竿にして、投げ竿のエサ交換。しばらくして、タコ竿を持ってみると…。ん? なんか根掛かりみたいになってる。さっきまで根はないと思ってたけどロープでも落ちてたのかなあ? 右に引っ張ると全く動かないのに左に引っ張ったら少しだけ浮くよ。竿は小さいへっぽこ竿だし、道糸も3号だし。夫にお願いして糸を引っ張ってもらうと…。夫「外れたけど、なんか付いてるよ。リール巻いて巻いて!」 私「えっ? まさか、タコだったりして?」ぐるぐるぐる。 ふたり「ひゃー!! ホントにタコだよー!!」 かなり小さめですが、マダコですよね?→ PM12:20 こんな大きなイイダコはいないと思うし。 そうかー。エサなしでも釣れるもんなんですねー。 自分で仕掛けておきながら、まさか釣れると思ってなかったので本人が一番びっくりしましたです。 ははは。 タコ釣りのおじさんは港内に10人くらいかなー、ヘチを探りながら港内をぐるぐる回って来るので、変わりばんこにおじさんが竿を跨いでいきます。皆さんの竿や糸はすごく頑丈そう。よくあんな竿で釣れたねー。
テトラより永崎海岸寄りの岩場には神社があって、その辺には釣りをする人がいなかった。その横の沖には灯台(?)みたいなものがひょっこり立っていて、電線には無数の釣り仕掛けが掛かったままでした。 なぜあんなわかりやすいものにあんなに多くの仕掛けを絡めてしまうのか?不思議。
天気が急変!! タコが釣れて、やったね! と、うかれていたら、なんだか北の方から黒い雲が! 風も急に無風から強風に! ラジオの天気予報では「雨がパラつくかもしれませんので、折り畳み傘を」とのことだったので少し降るかもね? と言ってたら、降って来ました。みぞれまじりの雨が。さむー。 そして、間もなく、ヒョウに変わり、雷雨へ。さっきまでの晴天が嘘の様。 すごい、どしゃぶり。 とりあえず、車に避難。 しばらく降りそうなので、竿はそのままにして、車で隣の永崎海水浴場にあるトイレへ。 っていうか、雨が激し過ぎて竿を救出できないままというかんじ。 1時から2時くらいまで雨は激しく降り続き、何かをついばむカモメくん。港内に落ちている乾燥イソメが雨で戻ったやつでも食べてるのかなあ? そして、車の中で雨宿りしながら、釣り本を見ていると、10台くらいの車が港内の建物の中へ続々と。なんだろう? しばらくすると、若者の喚声が響き渡り…。ん? バトミントン!? その向こうでは芋煮会!? そうこうしているうちにまた嘘の様に雨が止み、陽がさしてきました。
雨の後には、虹が。 久しぶりに虹見たなあ。キレイでした。 ←PM.3:19 右側の写真は、撮ろうとしたらスーッと消えて行ってしまい、ほとんどわかりませんが、遠くの沖にある赤い灯台に虹がかかっててなかなか良い絵でした。 こうやって自然現象のすごさを実感したり、美しさを見れるのも釣りの楽しみのひとつですね。
↓こちらは、隣の永崎海水浴場↓
中之作港にトイレがないので(たぶん)、隣の永崎海水浴場へ。海岸はキレイだし、トイレにはシャワーが付いていたり、きっと、夏は海水浴の人でにぎわうんだろうなあ。 釣り再開!! さて、雨も上がったので、釣り再開。 雨が降って来た時にほとんどの方が納竿されてお帰りになったので、港内はガラガラ。私達を入れて3組程に。 本当にみんな、これじゃあ帰るよってくらいの猛豪雨だったね。冷たい雨だったなー。 投げには相変わらず、ハゼくんが。 私もチョイ投げ。ずるずる引いてみたらなんか重くなった。 上がって来たのは大きなシャコくん!! やったー。君は見た目恐いけど、すんごく美味しいから大歓迎!! ←シャコの裏側。PM.4:10
最初は見た目が恐かったけど、見慣れて行くうちに、なんかすごくかわいく見えて来た。不思議。足の短足な感じがパンダなどに似てるし、持ち上げると子猫が首を加えられてるみたいになる。かわいー。
龍の夕焼け雲 ←ぽっかり浮かんだ夕焼け雲。なんだか龍が飛んでいるみたいでした。PM.4:57 夕焼けを見ながら、再び、さっきタコが釣れた辺りでイイダコテンヤをぴょこぴょこやって、置竿。ん? またもや根掛かりの様に重くなった! さっきは夫が引っ張ったらすぐ取れたのに、今度はかなり強烈。根掛かりを外す様に糸を手に巻き付けて引っ張ったら…。3号の道糸が切れました。がっくり。仕方ないよね。今度やる時はちゃんとしたタコ糸(?)で大漁目指そう! アジはいるの? だんだんと暗くなる中、一応、アジ狙ってみましょう。 夫はカゴを付けて投げサビキ。私は足下へサビキ。 しーん。 まったく反応なし。雨が止んで、何組か釣り人さんも増えましたが、誰も釣れている様子はありません。 お隣の方も、チョイ投げでちびハゼが釣れるくらい。ウキには反応ない様です。
6時ごろ、そろそろ、帰りますか? と言いながら、 夫は、あきらめずに、私の作った夜光パイプが付いたカレイ仕掛けも投げている。 と、その仕掛けに何か付いて上がって来た。??? なんか固まりが…。良く見ると、ぐしゃぐしゃになった仕掛けと30cm程のアナゴくんでした。うーん。美味しそうだけど、ちょっと小さいよね? ということで、リリースして、納竿としました。 結局、今回のカレイ仕掛けは、ちょっとからまりやすかったし、大失敗に終わりました。次はもっとからまり難い仕掛けを作ろうっと! 真っ暗なので、なにがどうなってるのかと思いました。ぐっちゃぐっちゃになった丸いものにしか見えなかった。 帰りに、今日は何度もお世話になった永崎海水浴場のトイレに寄って、空を見上げると、満天の星空。すごくキレイ。今日は青空、黒雲、みぞれ、ひょう、雷雨、虹、龍の夕焼け雲、満天の星空と、いろいろな空を見たねー。なんかお魚さんにはあんまり会えなかったけど、すごく楽しかったあ〜。 帰りの高速は湯本から。途中、ガソリンを給油。スーパーで買い物。SAでも買い物(納豆に、福島銘菓『ままどおる』)。 三郷を過ぎたところで少し事故渋滞がありましたが、他はすいすい。9時半に帰宅。
さてさてお食事は 『シャコ』 20cm。前に釣ったのより大きい〜 洗った後、2分くらい、塩茹で。 両脇に包丁を入れて殻を剥く。 『タコ』 なんか釣れた時よりも、さらに、縮んだ?(笑)33cm。シンプルに、茹でダコで。 [茹で方] 口と目を取り、頭を裏返して内蔵を取る。 水洗いして汚れを取り、水気を良く拭き取る。 大根(すりこぎでもいいそうです)で足を叩く。これはタコを柔らかくする為だそうです。一本一本かなりしつこく叩きました。 たっぷりのあら塩でもみ込み、しごく様にヌメリを取り、水洗い。 できるだけ大きな鍋にたっぷりのお湯を湧かし、完全に沸騰させてからタコを入れて茹でる。タコの足から入れると、綺麗な形に茹で上がる。茹で時間は、本には1キロ級のタコで1〜2分と書いてありました。茹で過ぎると硬くなるそうです。今回、小さいので40秒くらい茹でてみました。 ザルに取り冷ます。 シャコもタコもわさび醤油で頂きました。甘くて、うまあ〜〜〜!! 両方とも、 茹でるだけでこんなに美味しいなんて!! 感動ものです。 美味しい。本当に掛け値なしに美味しい。寿司屋さんなんかで食べるものが同じなんてとても思えません。シャコはエビやカニとひけをとらん。