自作仕掛けは…
夏にはじめて来た時もこんな感じの波で、イシモチがどんどこ釣れたんだよねー。今回も何かどんどこ釣れると良いんだけど。
そんな願いを胸に、海に向かって堤防の左側へ、とりあえず作ってきたカレイ仕掛けを第一投。
思いっきり流されてるのがわかるなあ。波に合わせて右に左に。仕掛けを上げてみると案の定絡みまくってる。ううう。ダメだ〜。沈没。
市販のシンプル仕掛けをセット、投入。しかし、こちらもぐしゃぐしゃになって帰ってくる。
堤防右側は左よりは波が激しくないので今度はこちら側に。こっちの方が少しは波の影響がないみたいだけど、根があるんだよね。気を付けないと、仕掛けを回収する時に根がかりで仕掛けを持ってかれちゃう。
てな感じで、なんだか釣れる気がしない。
なんか、根かかりなのか根に潜られたのか、波に踊らされてるのかアタリなのか、イマイチ不明な竿先の動き。
とにかく海中は恐ろしく荒れていそう。次々にいろいろな色の波が襲って来る感じ。
でも、先端では30cmくらいのアナゴが釣れてたり。。。
カレイだ〜
すごい波なので、もうのんびりやるしかないかー? とあきらめて、私はぱくぱくおやつタイム。夫は確定申告のガイドブックを熟読。
周りの方もフグがかかるくらいで、釣れてない様子。
と、思ってたら2時くらいに突然先端がざわざわとなったので、調査隊隊長兼隊員の夫が偵察。なんと40cm近いカレイが釣れたとのこと! 時合いだ〜! 時合いだ〜! エサをたんまり房掛け状態にして仕掛けを投入。
子供が「大きいー」と叫んでいたので、慌てて走って行ったら、良い型のマコカレイ。おじさんは「鈎を飲んじゃてて取れないなー」と言うや否や、ハサミを取り出したので、結構あっさり仕掛けを切っちゃうのね、と見てたら、糸を切るのではなく、カレイを(汗)…。
とにかく、カレイには一番大切な時合到来!自作仕掛けよ、出番だー!
しか〜し、さっぱり反応なし。他の方もその一尾のみで静かに時は流れ…、益々波は激しくなり…。
小さすぎる対決!
4時半くらいに夫が「釣れた」と、なにやら写真を撮ろうとしている。
私「 えっ! 何が釣れたの?」
夫「ふっ、ふっ、ふっ」
覗き込むとそこには小さなヤドカリが。。。
夫「1対0だね」
私「おいおい、それもカウントするのかい?」
なんだか低レベルな戦いになってきたぞ。
なんとか一発お魚らしいお魚釣って大きな差をつけねば。
そう思いながら市販の『ボウズ逃れ』という仕掛けにアカイソメを付けて丁度場所があいた堤防先端へ。
しかし、こちらも波が激しく仕掛けは、右に左に。
様子を見に来た夫が「あ、後ろの釣り人さん、何かかかったみたい」
荒れ狂う波とは逆に、静か〜にアイナメの30cmオーバーを釣り上げる後ろの釣り人さん。夫に後から聞いたらさっきカレイを釣った方とのこと。うらやましすぎる〜〜〜!!
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▲帰って来てからデジカメを見たらこんな写真が。夫は何を思って撮ったのかな? もしかして「波にさらわれたらこれを投げるんだね」とか思いながら撮ったのかな?
うーん、実物は魚釣り園の文字に夕陽があたっていてちょっと雰囲気がなにげにあったんです。
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攻撃!
そうこうしている間に閉園時間に近付き、風も波も激しくなってきた〜。
「そろそろ片付けて帰りますか?」と言いながら一発逆転を狙って、「とりゃ〜」と仕掛けを投げたその時!!
大波が私を直撃。背中がびしょびしょに濡れてしまいました。上着は防水加工がきいてるのだったのでそれ程でもなかったんだけど、ズボンはびしょびしょ。今日は暖かかったから下は防寒着、着てなかったんだよね。「ううう、冷たい〜」
それまでも波がたびたび堤防に打ち寄せていたので、気を付けて濡れていない場所で釣りしていたのに。しかも波が打ち寄せている反対側にいたのに…。ぶつぶつ。
気付いたら、妻から海水のしずくがポタポタ。びっくりしたよ。急に風が出て来て、まるで誰かさんのように波が荒れ狂いはじめてきた。
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