久々〜の釣行!
年末仕事が忙しくて、なんと!2ケ月ぶり!久々の釣行です!　新年一発目だし、気合い入れて行ってみよう!!

さて、どこさ行くべーか?　寒い時期だし、やはりカレイ狙いかな?
久々にいわきでも?と思ってネット天気予報を見ると、あれれ、風が強そう…。んー、残念!
他に、すいてそうで、カレイの釣れるところ…、うーむ?　久里浜港砂置き場…かなあ?　去年一発目でタコ釣れたしねー。それに、なんと言っても、あそこはのんびり出来るから好きなんだよね〜。

カレイの空揚げが食べたいー。過去の実績を検討してみると、サンマリーナかヨコスカ砂置き場の２ケ所に絞られます。なんかあまりに久しぶり過ぎて、いわきが遠くなってしまった（汗）。

新年早々、遅い出発
2004年は気持ちを入れ替えて、『早起き釣行!』と思っていたのですが、そんなに簡単に長年の寝ぼ助ぶりが改良されるワケもなく…、お正月にお餅を食べ過ぎた事も手伝って、重い体をやっとこ起こし、9時半に出発。
道はすいすい〜のすい〜。特に都内はやっぱりすいてますねえ。

釣具屋さん
久里浜なので、佐原インター降りてポイント佐原店へ。おっ?結構賑わってますね。皆さん初釣りかな?
私はすぐに福袋のコーナーで、ひとつ買ってみたいなあ。という気分に…。
しかし、 夫に「あんまり使わないものとか入ってるかもしれないから、やめなさい」と止められる。ぶー。
仕掛けとエサを買って、もう一度レジ前で、「福袋…」と夫に言ってみるが、却下されました。ぶーぶー。

お客さんがいっぱいいたな−。皆さん、竿を新規購入するのはこのタイミングなんですねー。おじさんが福引きで三等賞をあててました。

久里浜港前のコンビニで、おむすびとパン、飲み物を購入。なんかコンビニごはんも久々〜って気がする。おむすびが見たことないシリーズに一新されてて、あれもこれも買いたくなりましたー。おいおい。

スタートは午後12時
釣り場に着いてみると、10組?くらいの釣り人さんが。ほとんどが投げ釣りの方で、カレイ狙いかな?　浮き釣りの方は2人くらいで、クロダイ狙いでしょうか?
真ん中辺りにあいている場所があったので、そこで釣具をセット。
夫は、太めの鈎のカレイ仕掛け（12号くらいかな?）で大物カレイ狙い。新年一発目だから何とか大物釣りたいねえ。と、イワイソメとアオイソメのミックス房掛けでチャレンジ。
私は、ちょい舟キス仕掛け（6号）で、カレイ、ハゼ、イイダコ…、とにかく、初釣りなので、なんでもゴザレの仕掛けでスタート!

釣り日和
仕掛けをセットしている時は、少し風が強かったものの、釣り始めると風はほとんど無風に。曇り空も時々お日様を覗かせ、ぽかぽか陽気に…。防寒着、着てたからかな?

始めてすぐ、チョイ投げの私の竿にアタリ!
おっ!　小さいアタリだけど、初釣りでボウズは逃れられそう…。上げてみたらば、残念、ちびっちゃいサビハゼくんでした。↓PM.12:30
君か〜。
君はいつでも食いしん坊だなあ。
ちびっちゃいクセに、結構引くしねえ。

この後もサビハゼくんの猛アタックは続き…、2時間くらいで15尾くらい釣れました。
ハゼはハゼでもマハゼくんなら、うれしいんだけどな…。
君は食べられないからなあ…。ふう。

夫の竿には、変なアタリが、ピクピクピク…。
魚っぽいけど、なんだろう?
夫「カレイじゃなさそうだけど、ちょっと待ってから上げた方がいいかな?」
しばらくして、またピクピクピク…。
夫「えーい。上げてみよう」
すいー。おっ?　何か付いてるよ。んんん?
ふたり「えっ!?　うそーっ!!　ヒトデじゃん!!」
私「ヒトデくんって、あんなアタリが出るもんなのっ!?　それとも違うお魚掛けそこなったのかな?」

トンビ?
近くの砂山の下に水たまりが出来ていて、そこへトンビが降りて来て、ごくごく水飲んでました。すんごく太い足。（というか、毛がフサフサなのかな?）
写 真撮れば良かったねえ。でも、カメラ構えたら逃げちゃったかな?
その後、セキレイも水浴びに来てました。良い感じの深さなのかな?
そう言えば、去年はみかんを食べるカラスがいたなあ。

のんびり!
夫は椅子を出して、アタリが来るのを待ちつつ、のんびり読書。私はちょこまかちょこまか探り釣り。
アタリは死ぬ程あるんだけど、サビハゼくんなんだなあ、これが…。がっくし。タコでも釣れないかなあ?
と思っていると、ずるずる引きずっていた仕掛けが、ずっしり重くなった…!　おっ?　動かないよ!　もしかして、タコ?　夫に声を掛け、「もしかすして、タコかなあ?　でも、ゴミかも…」
すいーと上がって来たのは…、なんと、肉厚なヒトデくんでした。がーーーっくし!!

←PM.1:20　キヒトデ?　なんか足先（?）が紫色で、かわいかった…けど、うれしくにゃいよ〜ん。（泣）

お正月飾り
砂山の向こうに竹?　どうやら船にお正月用の飾りが付いている様なので、夫はそれを見に、カメラを持って船着き場の方へ。
どんな感じでしたか?

からす?トンビ?の黒いフィギュアが括り付けられていました。なんか良い感じ。
船着き場への桟橋へ渡る橋の入り口にも門松?が。
ウチも初釣りなんだから、お神酒やお飾りが必要だったのでは?
海へのご挨拶も遅れてしまった!

お魚く〜ん?
帰って来た夫は、仕掛けを上げて、エサを付け替え、投入。その後、お昼寝タイム。
私は右へ左へと、いろいろ探ってみましたが、サビハゼくんが遊んでくれるだけで、マハゼくんもカレイくんもタコくんも釣れな〜いっ!　どこにいるの〜?　他のお魚くんは〜?　お正月だよ〜、おいしいおせち イワイソメ、アオイソメだよ〜。出ておいで〜。

すると、またサビハゼっぽいアタリが…。あ〜あ、またサビハゼくんかなあ?　力なくリールをぐるぐるしていると、何かガツンと重くなったっ!!　えっ!?　何っ!?　重〜っ!!　ぐるぐるぐる。
私「よーし!　お正月釣り対決!　勝負もらったり!」
期待して、水面を見つめると…そこには…!!!　ふう。
なんだよ〜ん。でっかいアナハゼくんじゃないかいっ!!　しかも、同じハリにサビハゼくんも付いてるし…。なぜに君達なんだよ〜ん。同じ様な形なら、アイナメくんか、キュウセンくんだったら良かったのに…。がっっっくし。
夫「にやり…」
私「くーーー!!」
→28cmくらいのアナハゼくん。PM.2:37

アタリも遠のき…
アナハゼくんが釣れた後、下げ潮になり、アタリも遠のく。
お隣のお兄さんは納竿する様で、
お兄さん「まだやられますか?　良かったらこれ使ってください」と、イワイソメとアオイソメをたっぷり頂きました。
ふたり「すみません、ありがとうございます!」

過去の実績からすると、「もらいエサで堤防キング」という諺があるほどの好成績を残しているもらいエサ。これはひょっとするとひょっとする?

カレイ!
お兄さん達が帰ってしばらくすると、反対隣の男の子に15〜16cmのカレイがヒット!　おっ!　カレイの時合かも?気合い入れて、エサを房掛け。おーし!　釣るぞー!!

しかし、アタリがないまま時間だけが流れて…。
→夕陽が水面にキラキラと…。
キレイなんだけど、なんとなく釣れていないからか、もの悲しー…。

勝利はどちらの手に?
このままだと、アナハゼとザビハゼとヒトデかあ。まあ、夫はヒトデしか釣れてないから、今日は私の勝ちってとこかな?（新年早々、なんと低レベルな闘い…） 夕マズメに一発、大カレイでも釣れれば逃げきり確実だね。うっしっし…。
なんてことを考えながら夕陽を見つめていたら、夫の竿にカレイっぽいアタリが!　やばっ、これじゃ逆転勝利されちゃう…?

最初にスコ〜と竿がおじぎして、張っていた糸がふけます。「こ、これはまさにカレイ?」手に汗を握って竿先を凝視。またチョコチョコンと微妙にアタリが。「こ、これはまさにカレイ?」何度も同じ確認フレーズを口にしてしまった。エイヤッとあわせると、ズシッと重い。ばらさない様に慎重にリールを巻き上げます。重い!なんか引く。「こ、これはまさにカレイ?」もう３度目のフレーズ。妻にタモまで用意してもらいました。この手応えなら、座布団カレイ間違いなし!と確信をもっていた、その時。
上がって来たのは、２００メートルくらい横のお兄さんの仕掛けとお祭りしているウチの仕掛けでした。しかもお兄さんの鈎には座布団ゴミ袋が…。 「しょんなバカな。引きもあったのに…」呆然。
ふ〜良い初夢をみさせてもらいました。しかし、お兄さん、こっち投げ過ぎですー。

いや〜残念だったねえ。（ちょっとだけ悪笑）
夫「くそー」
そう言って、夫は、もう一本の足下に入れてあった置き竿を上げてみると…。
夫「あっ、カレイ」
私「えっ?　うそっ!」
なんと!　そこにはちびカレイが!!!
夫「ふふふ、ちびだが本命ゲット!　勝ったな…」
私「そっ、そんな〜!!」

←カレイ（17cm）PM.5:28

ちびだからリリースだね。と思ったけど…。
掛かってからだいぶ時間が立っていたのか、ハリを思いっきり飲んでいて、しかもエラに掛かっていたので、出血が…。仕方ないので連れて帰ることに…。

うううー!　このままでは負けに〜!!　と思って、すっかり暗くなるまで頑張ってみましたが、その後、アタリもなく、6時くらいに納竿と相成りました。
日が沈むとグンと寒さが増し、暗くなりかけた頃には、ウチ以外には、もうおひとりカレイ狙いの釣り人さんがいらっしゃるのみと寂しい堤防になっていました。

ラジオを聞いてみたら、東名、中央など軒並み渋滞中とのことでしたが、こちらの帰り道はすいすいのすい〜と、がらがらでした。いつもあんなに混んでる環八も別 のところの様…。いつもこうだとうれしいのですが…。

妻は、最近TVの「１ケ月１万円生活」の濱口さんの「魚獲ったド−」がお気に入り。今日はなんとしても濱口さんのように「釣ったド−」って言いたかったそうです。残念でした（笑）。

▲カレイ（17cm）

▲カレイの空揚げ

[カレイ]
ちびなので、姿のまま空揚げに。
紅葉おろしと自家製ゆずポン酢で。

カレイはウロコ、内蔵、エラを取って塩で揉み、さっと水洗いした後、水気を拭き取り片栗粉を付けて空揚げに。
今回は骨まで食べられる様に2度揚げしました。2回目は高温で揚げたのでカラリとした仕上がりに。

紅葉おろし
大根に菜箸で穴をあけ、そこに唐辛子を押し込み、おろし金ですりおろす。

ゆずポン酢
清潔な密閉容器に、ゆずの皮を使った後に残った部分と昆布を入れ、醤油を注いで冷蔵庫で保存する。普通 のポン酢と違って醤油味が濃いのでおろしや、お鍋の時はダシ汁などで薄めて使います。

このゆずポン酢は飛田和緒さんの『毎日がおいしいごはん』（（株）SSコミュニケーションズ）という本に載っていたものです。でも、詳しい分量 などが書かれていなかったので、こんな感じかな〜?と想像しながら作りました。いつもだと捨ててしまっていた皮を使った後のゆずで、美味しい自家製ゆずポン酢が作れるなんて!　ちなみに、この本には、他にも自家製『ゆずこしょう』や『らっきょう漬け』などの季節の美味しいレシピがたくさん載っています。

今日はやっぱり夫の勝ちかなあ?　くーくやしい…。でも、のんびり出来たし、船のお正月飾りも見られたし、なにより、久々で、釣行出来る喜びが大きかったかなあ。釣れなくても釣りに行けるだけしあわせ…と思わなくては。むにゃむにゃ…次、頑張ります!

小さいけど、カレイの空揚げはやっぱり美味でした。