三窪高原
さあ、次はこれまた行ってみたかった三窪高原へ。と思ったのに『通行止め』の看板に阻まれ断念。時間まだまだあるよ、どうする? そうだ、このまま東京方面へ進んで丹波山村にでも行ってみようか。この間テレビで村営のお蕎麦屋さんがあるって言ってたよ。じゅる。
途中止まってる車はほとんど東京のナンバー。
夫に「丹波山って東京都なんじゃないの?」と疑われる。
私 「違うよー。も少し進むと奥多摩湖があるから、確かそこからが東京都だよ」
帰ってきてから調べたら、丹波山の辺りは東京都の水源のための林(?)があるとのこと。だからナンバーが八王子っていうのが多かったのかなあ?
丹波山
まずはお蕎麦屋さん探しを! テレビをいい加減に見ていたので、場所やお蕎麦屋さんの名前すら知らないというダメぶり。 確かローラー滑り台はこの辺曲がった辺りにあるとか言ってたっけ。曲がってみたらありました。えっ、400円? 有料だったんだ。なんか山を歩いて上がって滑り降りるみたい…。とりあえずそれよりお蕎麦が先だよね。
戻ろうとしたら、遺跡の看板が…。少し車を降りて見る。畑の真中にぽつんと屋根がかけられていて、なんとなくそれらしい跡が…。
→
お蕎麦屋さんは?
川沿いの看板を頼りに進んでみる。あ、川原から入るの? 良くわからないまま突き進む。あ、ありましたありました。そば処『やまびこ庵』さん。
さっそくふたりして大盛りざるを注文。
ここは粉を水車で挽いてるらしい。手打ちなのでなかなかおいしい。欲を言えばもう少し長いお蕎麦なら完璧かな?
すーーーーーっかり写真撮るの忘れてどんどん食べちゃった。
釣り?
さてさて、 どうする? 隣に村営マス釣り場
があるよ。これはひとつ夫と対決せねば?
川に淵がいくつも作られていて、一淵にニジマス10尾放流で3000円。何人でやっても3000円とのことでやることに。この日は平日の夕方だったからか、お客さんほとんどいなくてのんびりできました。竹竿を2本借りて、エサ(いくら)も購入。
釣堀の方では、釣れるとお買い上げ1尾250円。10尾入れてくれるので、その10尾は何とか釣り上げられれば、淵を借り切って成功!となりますね〜。
夫 「あのーやりたいんですが」
おじさん 「はい、4時半までですが…、いいですか?」(この時すでに3時くらい)
夫 「はい」
おじさん 「じゃあ4番の淵に行ってください。すぐ放流しますから」
ふたり 「はい」
おじさん 「あ、魚入れるのにこの網使ってください」
と、網の袋を渡される。
いざ勝負!
まずはエサ付けから。さて、いくらなんてほとんどはじめてのエサだよ。どうつければいいの? まあ、まずは、ひと粒から。
と言ってる間に、夫にお魚かかった! おおー。でっかいニジマスくん。
くしょー、先越されたわい。がんばらんと…。
私 「コツは?」
夫 「秘密…」にやり
きー。憎たらしいヤツめ。
では、今度はエサのいくらをふた粒かけてみよう。どうだ〜。
夫は黙々と淵と淵の間に置かれた石の上に乗って、川上から川下へ真中辺りを流している様子。うーんポイントに秘密があるのかな? と思っているとまたまた夫の浮きがスーッと沈んだ。今度も重そうなニジマスくん。くー、くやじいぃ。
私 「エサは? どうやってつけてる?」
夫 「普通にふた粒」
私 「やっぱり? ふた粒か。なんで夫だけ釣れるの〜」
夫 「へへへ、コツを知りたい? 仕方ない教えてあげよう」
私 「教えて教えて!」
夫 「あのね、川の流れと流れがぶつかるところ辺り、あまり仕掛けが流れていかないようなところを狙うの。やってみな」
と言って場所を代わってくれた。 じーっと待つ…。けど、釣れにゃい…。
場所を交代してもらったのに、なぜか夫は3尾目ゲットー! むむむ。これは棚が違うのかも。良しもう少し下げてみるか。いろいろ試行錯誤し、エサもついには三粒つけてみたりして流してみるが、なぜか釣れない…。くそー。このままでは大差負けしてしまう。というか、一尾でも上げないと…ボウズなんてこともありうる。(汗)
夫は順調に4尾目をゲット。と思ったら鈎をやられたらしい。事務所へ竿交換へ。
竿は七夕飾りの様な頼りないもの(笑)、竿先に結びつけた糸の先に仕掛けは浮きに針のみというタックルです。30cmくらいのニジマスを釣り上げるので、すごい手ごたえです。
だんだん日も傾きかけたころ…私の竿にもやっと当たりが来た〜♪ わーい、ちょっとちびだけどニジマスくんゲット〜。 やっぱり今まで棚が少し高かったみたい…。
2人とも順調にニジマスくんをゲットする。
今のところ
夫、5尾、私、3尾。かなり出遅れたからなあ、このままじゃ負けちゃうよー(汗)。
ヤマメくん?
もちろんお水は澄んでいてキレイなのでニジマスくんらが泳いでるのが見えるのですが、黒っぽく見えるニジマスくんとは明かに違う少し小型の白っぽく見えるお魚さんが泳いでるのが見える。
もしかして、ヤマメくん? さっきから、ずっとニジマスくんらに追いかけられて端の方へ追いやられてる。じゃあ、もう少し棚を下げて、その端の方狙ってみよう…。ニジマスくんが1ポイントとすると、ヤマメくんは10ポイントくらいかなあ? ヤマメくんが釣れたら逆転だよね。うしし。夫には秘密裡に逆転大作戦を遂行するわたくし。
そうしたら、なんと2投目くらいで、ヤマメらしきお魚くんが食ってきた。おっやった〜ゲット! と思ったら微妙に早かったのか、鈎が外れてすっぽ抜け…。あーーーーー!! ショック。がっくし。
もうダメかなあ? ちょっとあきらめモードになりつつも、もう一度同じ場所に入れてみる。おっ、きたきたー!! 今度こそ!! えい、どりゃー!! ぴちぴちぴち。やったー!! これは…パーマークあるある、ヤマメくんだよねえ? 見事、逆転大作戦大成功?
すぐさま、夫を呼ぶ。
私 「ヤマメくん、ゲットだよ。ヤマメは難しいんだよね? ニジマスが1ポイントならこれは10ポイントでしょう」
夫 「そんなー、バカな〜。ニジマスだけじゃなかったのかな? おじさんが放流してくれたのって」
と、 明かにニジマスとは違うお魚を見てびっくりしつつ悔しがる夫。 ふふふふふ。
その後もヤマメくんを狙ってみるが、ニジマスくんにじゃまされて、しかも糸が切れて鈎が外れてしまった…。急いで竿交換へ走る私。
丁度、管理事務所のおじさんは仕掛けを直していらっしゃいました。
私 「すみません。鈎が取れちゃったんですが…」
おじさん 「あ、ここに置いてください。中(事務所)に新しい竿があるからそこから持っていってください」
私 「すみません」
てっきりまた竿代いるのかと思ったけど、お金取られませんでした。おじさんも優しそうな人で良かった。ほっ。
さあ、また釣るぞー! とエサをつけようと鈎を見ると、あれ? さっきのは返しがあったけど今度のはないよ。そうか、借りる時に鈎もチェックした方が良かったのかな? と言ってもどっちが釣れるのかはなぞなんですが。ダメじゃん(笑)
。
4時半過ぎたところで、
夫:ニジマス6尾
私:ニジマス4尾、ヤマメ(?)1尾
魚の数だと6対5で、負けてるけど、なにせ、私には10ポイントのお魚くんがついてるもんねー。うしし。
おじさんが、「魚捌きますから、持ってきてください」
と呼びにきてくれました。
魚を持って洗い場(?)へ。
おじさんは見るも鮮やかな素早い手つきでお魚くん達のお腹を出し、塩かなあ? お腹に塗って厚手のビニールに入れてくれました。
おじさん 「あれ? アマゴが一匹いますねー」
私 「あ、それアマゴですか? ヤマメかと思いました」
おじさん 「ほら、ここに赤い点があるでしょ? これがあるのはアマゴ、ないのはヤマメなんですよ」
私 「そうなんですか」
夫 「アマゴも放流してくれた中にいたんですか?」
おじさん 「いえ、放流はニジマスだけです。アマゴは川から天然のが入ったか、イケスから逃げたヤツですね。だいたい、釣れるのはニジマスで、アマゴは難しくてなかなか釣れないんですよ」
ふたり 「そうなんですか!?」 (私、夫を見てにやり)
魚を受け取り車へ。
夫 「そんなバカなー。なんで妻だけ難しいアマゴが釣れんの」
私 「へへー、釣りキチ妻平だからね」
帰りもすいすいと帰宅。近いから夕飯の時間に間に合いました。
|