イシモチ釣りたし
イシモチ釣りにいい季節?
イシモチのムニエル食べた〜い!
ということで、今回は堤防ではなくサーフへ出撃です。
サーフキングめざしてがんばります! えいえいおー!
どこ行こうか〜。
ガイドブックやネットで検索、悩みに悩んで…
イシモチのメッカ、静岡県は釘ヶ浦に決定!
昨年の同時期にまったく期待しないで、竿を出してみた吉田港横の海岸。
あとから知ったのですが(笑)、イシモチのメッカとか。最近、スーパーの鮮魚コーナーにイイ型のイシモチが並んでいて、あー釣りたいとなった次第です。
さすれば!昨年、竿を叩き折られたリベンジに燃えて釘ヶ浦出陣とあいなりました。
なんと珍しく朝5時半起きです。
海までは3時間半くらいかかるかなー?
途中、富士山や紅葉なども楽しみまして、9時半くらいに到着。
お昼ごはんは海を眺めながらお弁当でも…と思いましたが見つけたスーパーは10時からの営業。30分待たなくてはあきません。と、いうことで、コンビニでおむすびとパンと飲み物を購入しました。
妻の希望のおせんべいもね(笑)。
釣具屋さん
フィッシングショップ千秋(0548-33-0330 静岡県榛原郡吉田町住吉3613-2)
さんで青イソメを購入。
おニューの竿♪
さて、釘ヶ浦へ。
前回来た時はガラガラでしたが、本日は駐車スペースに車が10数台とまっていました。
サーフに出てみると一定の間隔をあけて竿を出している方たちが!
のんびりできると思って来たのに…結構にぎわっていますね。
みなさん投げ仕掛けを投入して竿を立てクーラーボックスに座り待ちの釣りといった具合です。 イシモチ釣りでしょうか?
前回は台風のおかげで漂流物(主に大木)が大量に打ち上げられていて、それは恐ろしい光景だったのですが、海水浴シーズン前には、莫大なお金をかけて綺麗にしたそうです。大変だなぁ。
現在、波打ち寄りは砂浜というより大小の石が敷き詰められています。自然にこうした石ころが運ばれてくる浜なのかな?
そういう形状の浜なので、日中も濁りがはいってイシモチのメッカたりえているのかもしれないな。
真ん中より少し右側辺りにあいているスペースがあったのでそこを今日の釣り座に。
混んでいるといっても、お隣さんとの距離はおまつりするほど近くではないので、まあのんびりできそうです。
お天気良くって、波は静か、風もなく投げやすそう。
波打ち際は濁っていますが、若干、沖は澄潮でしょうか?
干潮いっぱいからの11時スタートです。
さっそく、ふたりともイシモチ仕掛けに青イソメをつけて投入。
さあイシモチちゃんいらっしゃ〜い♪
あ! 同じイシモチ仕掛けでもちょっと仕様が違うものを使ってみました。一応記録記録。
夫、ジェット天秤23号+イシモチ仕掛け(丸セイゴ11号2本ハリ ハリス3号 ミキイト5号)
私、胴突イシモチ仕掛け(ケン付丸セイゴ夜光ハリ10号2本ハリ ハリス3号 ミキイト6号) +オモリ20号
あと、私は今まで使っていた竿が長くて投げにくかったので、新しい投竿を買ってもらいました。
新しい竿は、3.6m、カーボン58% 400g オモリ負担20〜30号 の竿です。
『小学生(高学年)でも投げやすい』 とのPOPが貼ってありました。
これなら投げるの下手な私でも大丈夫かな?
というか、ここのところ、竿を折られたりが続き、まともな竿が初期に購入したファミリー投げ竿しかなくなってしまっていました。弘法筆を選ばずとは言いますが、さすがにこの竿では釣れる魚も釣れないね、となったのでした。高井戸のキャスティングさん甲府の上州屋さんなどなどで恒例の悩みに悩んで、竿コーナーの廉価版の中から、一番いいと思えるものをやっとこ購入しました(笑)。
▲釘ヶ浦
▲小さくですが後ろに富士山も ▲富士山アップ
みなさんの釣り座
上の写真を見ていただくとわかると思うのですが、波打ち際から、小さな砂利→砂浜→中くらいの丸い石(これが数段)といった感じの段がついています。
ふっと気づくとみなさんの釣り座は、中くらいの丸い石で出来た段の2段目あたりにあります。
私たちが訪れた時は干潮いっぱい。みなさんは朝マズメから釣りされているから波がそこまであったということですね、きっと。
私たちも石のある場所に釣り座を。投げる時は砂浜に降りて「どりゃー!」とやりました。
▲干潮時はこんな感じ ▲対岸の伊豆半島には雲が
なんのアタリだろう?
私は、はじめ手に竿を持ってキス釣りのように探ってみました。
反応ありません。
10投目くらいにピクピクっとアタリが!
「来た来た!」と思ったのもつかの間…すぐに生態反応がなくなってしまいました。
ありゃ? 放しちゃったかな?
しばらく、その場で待ってみましたが…アタリはなくお魚さんの顔を見ることはできませんでした。
なんか、キスっぽかったなあ。
今回は風もなく太陽は照り付けてきて、静岡の海岸はTシャツ1枚でも…。途中の道すがらは4℃なんてところもあったのですが(笑)。日焼け止めがないと大変です。
二人でたっぷり日焼け止めを顔に塗ったので、食いしん坊夫婦からさびしんぼう夫婦になりました。
釣れるポイント?
12時過ぎくらいに周りにいたおじさんたちは竿を片付けて帰って行かれました。
お昼ごはんの時間だからかな?
真ん中からサーフの右側半分の方々はどんどん納竿されて、私たちだけがポツンと取り残された形に。とにかく周りの人が帰ってしまったので、のんびりできそうなのは確実ですが…。
大井川寄りの左側付近にはまだ釣り人さんがいらっしゃいます。
そういえば、来た時からあちらの方がにぎわっていたような?
もしかして、あっちが釣れるポイントなのかなあ?
しかし、遠目に見てですが、あちらの方々も釣れている様子はうかがえません。
今日は濁りが甘いからイシモチくん釣れないのかなあ?
ヒラメ狙い
夫は、イシモチ仕掛けは置き竿にして…
もう一本竿を出し、ヒラメ狙いで、『デュエル ソルティベイト 20g クラッシュホログラム ヒラメゴールド』というのを投げては引き投げては引き。
しばらくあちこちに投げてみていましたが…アタリはなさそうです。
夫はお昼寝タイム
風もなく、ポカポカ陽気、おまけにアタリもないので夫はお昼寝タイムに突入。
小石が後頭部や背中のつぼを押していい気持ちでした。
私は、お隣のおじさんたちがさっきまで釣りしていた場所へ行って、イシモチ仕掛けを投げてさぐって…。
左右にちょこまかと投入してみます。
しかし、相変わらずアタリはありません。
アタリがないので置き竿にして、寝っころがって竿先を見つめます。
ちょうどいい具合に温まった石がゴロゴロしていて、潮風を受けながらなのでとても気持ちいいです。
天気いいのでちょっと太陽がまぶしいですが…。
竿先のずーーーっと向こうの青空には…ジャンボジェット機が。
高いところを飛んでいるのかゆっくりとした動きで小さく見えます。
海すれすれに一列に並んで飛んで行く鳥さんを眺めたり…。
伊豆半島近くをゆっくりと進んで行く大きな船を眺めたり…。
のんびり〜♪ 海はいいなあ〜♪
………が、しかし、竿先までもが、の〜んびりムードだよ。
いいかげんエサ付け替えた方がよさそうだね。上げてみるか…。
時合い?
そう思って、竿を持ってみると…なんだかちょっぴり重い? …ような?
リールをクリクリ…。キラリ。
あれーーーっ!! なんか付いてる…しかも一荷!?
シロギスだ〜!! しかもけっこういいサイズじゃん!!
17cmと18cmの2尾でした。
いつの間に!?
飛行機さんや、鳥さんや、お船さんに見とれてる隙にアタリがあったのかな?
しかし、やっぱりキスが釣れるということは…今日は濁りがあまり入っていなくてイシモチはダメかなあ? 逆に澄み潮なら…キス釣りには向いてるかも。
そして、そろそろ上げ三分過ぎたよね? 時合いかな?
夫も、私の釣ったシロギスを見てパッチリ目が覚めたのか、イシモチ仕掛けのエサを付け直し投入。
すぐに 夫 「おっ乗った!」
私 「えっ? アタリ?」
夫 「うん。プルプルって感じ」
私 「キスかなあ?」
上がってきた仕掛けを見つめる…
ふたり 「あ! シロギス!」
さっきよりちょっぴり小さめ16cmのシロギスが1尾。
にしし。大きさも数も勝った。
やっぱり時合いかな? さあ、釣るぞ〜♪
と、思いましたが…
それ以降、アタリすらなく…
シロギスくんどこ〜?
念のため、シロギス仕掛けに変更してみましたが。
やはり反応はなし。
星型の?
30分ほどがんばったころ…
夫 「なんかちょっとだけ重くなった」
クリクリとリールを巻き上げてみると…
なんだーヒトデくんじゃないですか〜。がっくし。
しかし、なんとも見事な星型のヒトデくんですねー。
思わず写真をパチリ。裏もパチリ。
「いいかいお魚くんたちにもエサがあるからって誘うんだよ」とヒトデくんに言い聞かせて海にお帰り願いました。
▲ばっちり星型のヒトデくん
ヒトデくんが誘ったお魚くんは?
ヒトデくんが海に帰ってから1時間半ほどたったころ…
夫の持ってた竿にガツンとアタリが。
私 「引いてる?」
夫 「うん引いてる」
私 「シロギスっぽい?」
夫 「うーん。違うっぽい」
上がってきたのは…
ん? キラリと光ったね。
はじめに狙っていたイシモチくん!?
と、一瞬思いましたがよく見てみると…
セイゴくんでした。
20cmあるかないかくらいのサイズなのでリリースすることに。
「もっと大きくなって帰ってくるんだよ〜。それからお友達によろしくね〜!」
サーフは根がかりするようなものはなく、ダイレクトに魚の反応だけが伝わってきますね。
楽しい。
逆転?
今日も夕焼けが綺麗です。
富士山もほんのりピンクに。
お日様が沈んで行く場所の雲は角度によってなのか八の字に光っているものがありました。
灯台と一番星が光始めた頃…
▲釘ヶ浦から夕焼け ▲富士山もほんのり
▲雲が光って ▲灯台と一番星
そろそろ片付けて帰りますか?
と、話していると…
夫の竿にお魚さんのアタリが!
夫 「プルプルっとしたアタリだよ」
私 「キスかな?」
夫 「うんキスかな? ん!? 急に重くなった…」
私 「?」
夫 「あれ? 軽くなった?」
私 「ジャンボキス逃げちゃった?」
波打ち際から上がってきた仕掛けには19cmのシロギスが!
ニヤリとなる夫 「同点。セイゴも釣ったし妻に勝っちゃってごめんね〜」
くそー。最後の最後に追いつかれるとは!
むむむ。
もう1尾と思ってがんばってみましたが…いよいよ仕掛けが見えない暗さに…。
あきらめて納竿としました。
夜釣りの方
片付けて車に向かう時に、これから釣りというおじさんとすれ違いました。
おじさん 「何か釣れましたか?」
夫 「シロギスが4尾ほど…」
おじさん 「そうですか。これから釣ろうと思ってきたんですが…」
私 「がんばってください!」
夜釣りのサーフ…なに狙いでしょう? イシモチ? マダイ? スズキ?
大物の正体は…
▲右側 |
▲左側 |
家に帰ってから釣ったシロギスを見てみると…
1尾の尾びれ付近に気になる傷が!
こ、これは! もしかして!
私 「夫、キスに傷が!」
夫 「えっ?」
私 「これ見て…これってもしかして…ヒラメの噛み跡じゃ?」
夫 「本当だ! あの時重くなったのって…しかも暗かったからよく見えなかったけどぐったりしてたんだよシロギス」
噛み跡は…右側よりも左側の方が深く少し尾びれより遠い位置でした。→
なんとなくヒラメの口の形と合致するような? 気がするのですが…どうでしょう?
もしそうだったとしたら惜しかったね。
もう少しで大物ヒラメゲットだったかも!?
でも、イシモチ仕掛けだから…釣り上げるのは至難の技だったかな?
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