釣れたてのお魚の塩焼もおいしいです。できれば天然塩を使うとぐっと味が違って来ます。
☆ふり塩
ふり塩の加減はお魚の大きさにもよりますが、白身魚は脂肪分が少ない為、塩のまわりが早いので塩は少なめであまり時間を置かないこと、逆に青魚は少し多めに塩を振りある程度時間を置いてから焼くのが良いそうです。目安としては下の表をご覧ください。
■白身魚と青魚の塩加減比較 |
|
脂肪分 |
塩のまわり |
魚体重量からの振り塩の% |
置く時間 |
白身魚 |
少ない |
早い |
約2% |
10〜20分 |
青 魚 |
多い |
遅い |
3〜4% |
30分 |
■種類別例 |
|
重さ |
塩 |
置く時間 |
サバ |
一切 約80g |
小さじ1/2〜2/3 |
30分 |
シロギス |
一尾 約70g |
小さじ1/3弱 |
10〜20分 |
マダイ |
中一尾約800g |
大さじ1 |
2時間 |
アカアマダイ
(京料理) |
魚の重さの1%以下 |
冷蔵庫で6〜7時間 |
ふり塩の仕方は、手の平をを丸めて上に向け、そこに塩を持ち、魚から30cm程離して指の間からぱらぱらと振ると均一に塩ふり出来ます。丸ごと焼く場合はヒレを少しぬ
らして塩を付けておくとこがさずに焼くことが出来ます。
|
▲クロサギ塩焼き |
|
▲シマイサキ塩焼 |
☆強火の遠火?
よく「魚は『強火の遠火』で焼くと良い」などと聞きますが、家庭用のコンロでそれをするのはちょっと難しいですよね?
一番簡単なのは、魚焼き専用の、下に石綿やセラミックが付いている網でしょうか? 高さが調節出来る物もありますよね。
あと、最近は100円ショップなどでも魚焼きグリルの下にひく遠赤効果 のある石が売っていますので、これを利用するのも一つの手です。
本当においしく焼くには、魚に串を打って、鉄弓(足が付いた鉄の枠の様なもの)を使って強火の遠火を作ればいいのかもしれませんが、なんか台所でかさばりそうなんですよね〜。鉄弓のかわりにレンガを置くという手もあるけどやっぱりかさばりますよね? 鉄弓は折りたたみの物も売ってるのかなあ? ちょっと探してみます。
みなさんはどんな工夫されてますか? 他に簡単でお金のかからない(笑)良い方法があればぜひ教えてください!
|